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東京駅八重洲地下街で「被災地復興イベント」開催

福島県会津若松市の伝統工芸品「絵ろうそく」の絵付け体験も人気コーナーとなった 岩手県、宮城県、福島県の有名特産品が数多く並んだ パネルでは被災地でのボランティア活動の様子を紹介

東京駅八重洲地下街で3月7日~14日、明大生と福島県内の大学生・専門学校生が共同で「被災地復興イベント」を開催し、被災地の特産品の販売、観光PR、学生ボランティアの活動写真展などを行った。

八重洲地下街株式会社との共催となった本イベントは、同社テナント営業部の高島和孝さん(2002年商学部卒)が、明大生が被災地復興イベントを開催していることを知って「大変社会貢献度の高い活動であり、ぜひこの場所を提供させてほしい」と申し出て下さったことをきっかけに、校友、在学生、被災地の大学生の絆によって実現した復興イベントとなった。

明治大学被災地復興イベント実行委員長の藤重光希さん(商学2)は「企業と直接やりとりをすることでコストを減らして寄付額を増やす。この『学生』からの復興イベントを通じて、継続的な被災地支援活動を広めていきたい」と語った。イベントを共同で開催した福島大学災害ボランティアセンターの神貴大さんは「明治大学の方から声をかけてもらい、とても嬉しかった。東京の方にも福島のことをより知ってもらえた」とイベントの手ごたえを得た様子。

商品を購入した男性会社員は「柔軟に動けるのが学生の強み。学んだことをボランティア活動に活かしてほしい」と期待を込めた。福島県出身という主婦は「故郷の復興に若い大学生が協力してくれるのはありがたく、嬉しい」と写真の展示パネルに見入っていた。