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阪井ゼミナール 三陸・大船渡町夏祭りに出店 「うちわレター」を販売

うちわレターに復興への願いを込めて

法学部の阪井和男ゼミナールとボランティアセンターを通じて集まった明大生約60人が、8月3・4日の両日にわたり岩手県大船渡市で行われた大船渡町夏祭りに協力、出店した。これは阪井ゼミナールが活発に行ってきた大船渡市復興支援の一環となるもの。

夏祭りの運営協力のほか、店の設営から撤収までを全て自分たちで行い、白地のうちわに自由に絵やメッセージを書いてもらう「うちわレター」を販売した。

来店者の中には、震災のときの話をしてくださったり、震災で亡くなったご家族へのメッセージをうちわに綴る方もいた。また、阪井ゼミナールは以前から大船渡市の中・高校生を対象とした学習支援を月に数回行っているが、そこで出会った生徒たちも足を運んでくれ、ブースに用意されたペンや画材を使って、思い思いに絵を描いたり手形をとったりして楽しんでいた。購入者には明治大学の缶バッジやシールを配るなど呼び込みも積極的に行い、両日あわせて110枚を売り上げた。

既に夏祭り専務理事の鈴木隆也さんからも、来年の協力、出店を希望していただいている。今後もより多くの被災地の方々が交流したり、楽しんだりできる場所を提供していく。

(法学部 阪井ゼミナール)