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就活生の必須アイテム「明治大学就職活動手帳」



12月になって、就職情報サイトが一斉にオープンし、学生たちは興味・関心のある企業へ一斉にエントリーや資料請求を開始した。2014年3月卒業予定者(現3年生)を対象とした就職活動は、昨年と同じスケジュールで進行しているが、経済状況や採用のグロバール化など、学生たちを取り巻く環境は依然厳しい。

そこで、就職キャリア支援部では新たな支援ツール『明治大学就職活動手帳』を作成し、就活支援のスタートと位置付けられる、10月の「就職・進路ガイダンス」で配布した。

これは就活生専用の完全明大オリジナル手帳で、A5サイズ、全264頁で、2012年10月から卒業する2014年3月までの1.5年分のスケジュールが管理できるほか、エントリー管理や企業情報を記入するページで構成されている。また後半は、“就職のメイジ”が培ってきたノウハウ(自己分析、職種・業界研究、試験対策、マナーの基本など)が約90頁にわたって詰め込まれた優れもの。

学生たちの間でも、この就活手帳の評判は上々で、キャンパス内で手帳を手にする学生(就活生)が多く見受けられるようになった。

今回、現在進行形で就活に挑んでいる青柳由紀さん(国日3)から手帳の具体的な活用状況を以下に寄稿してもらった。

就活手帳を片手に

国際日本学部3年 青柳 由紀

10月上旬、大学のセミナーで就職活動手帳をもらった日から、私の就職活動がスタートしました。

なにから始めるべきなのか、どんな準備が必要なのか。ほんの2カ月前の私は、「就活」を漠然とイメージしているだけでした。そこでまず、ゼミナール協議会やキャリア支援室が主催するセミナーに参加し、大まかな流れを理解することから始めました。そして、冬が近づくにつれ、セミナーや企業の方とお話しする機会も増え、周りも自分自身も、就活生としての自覚を持って積極的に行動する機会が増えてきました。

多くの就活生は、就職活動だけではなく、所属しているゼミナールの活動、TOIECやSPIの勉強など、いろいろな活動と並行していくことが求められています。私も就活やプロジェクトを通し、社会と触れる機会が更に増えたことから、今まで以上に24時間の使い方、スケジュール管理の大切さを感じています。

また、電話をかけるときやメールを送るときなど、ちょっとしたマナーを不安に感じた時も、手帳をチェックします。必要な情報が網羅されていて、知りたいときに、知りたいことがすぐに確認出来てとても便利です。いよいよ今月からエントリーが始まりますが、会社ごとにIDとPasswordの管理をするページも多く確保されていて、就活生の目線から作られた使いやすいものであると感じています。

私は将来、世界を舞台に多くの人達の生活に関わり、喜ばれるような仕事に就きたいと考えています。そのためのスキルを少しでも得ようと考え、就職支援センターが和泉キャンパスで展開している、京王グループ4社への新しいビジネスモデルを提案・企画する『課題解決・企画提案型ビジネスプロジェクト』にも参加しています。みんなで話し合い、アイディアを考え抜く作業はとても根気のいるものですが、自分たちの納得いくものが作り出せたときの喜びはとても大きいです。

いよいよ私の就活も本格化してきました。就活手帳を有効利用しつつ、納得のいく就活が出来るよう、自主性を持って精一杯頑張りたいと思います。