Go Forward

躍進する母校明治大学の更なる発展のために

岡田 康宏(1999年商学部卒業)

社会が大学に求める姿は以前と比べて大きく変化しています。

日本経済団体連合会の教育問題委員会「産業界の求める人材像と大学教育への期待に関するアンケート結果」、文部科学省「大学改革実行プラン」からは、研究では象牙の塔ではなく産官学連携等を通じて社会へ貢献することが求められ、教育では国家のグローバリゼーション、社会や技術の高度化に適応できる、国際性や自主性、高い教養と専門的知識を併せ持った人材の育成が求められています。

母校は他大学と比較し1人当たりの寄付金額が少ないようですが、この募金特別号を手にする33万人の校友が毎月自動継続により1000円寄付すれば、1カ月で3億3000万円、1年で39億6000万円、10年で396億円が大学の収入となります。文部科学省はノーベル生理医学賞を受賞した山中伸弥教授の研究所を中心に、今後10年間、総額で200~300億円助成する方針です。この助成金の金額と比較すれば、この金額の大きさをご理解頂けると思います。

私は、母校が注目され社会的評価が上昇することに喜びや高揚感を覚えます。進行する少子化と低迷する景気の状況下で、将来に亘り社会の要請に応え、熾烈な大学間競争を勝ち抜く為の財務基盤を、校友が一丸となり寄付により支えてゆくことは、母校に対する義務と言っても過言ではないと思います。

一人でも多くの校友が1円でも多く寄付して頂ければ幸いです。