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スキー部 新合宿所が東京・中野に竣工

スタイリッシュな外観が印象的な新合宿所

明治大学体育会スキー部の新たな活動拠点となる合宿所の新築工事竣工式が9月11日、東京都中野区の新合宿所にて執り行われた。日髙憲三理事長、三木一郎学務担当理事、松本隆栄総務担当理事ら大学役職者や、スキー部の木谷光宏部長、成田収平監督、OB会「駿台スキー倶楽部」関係者が多数列席し、設計・施工を担当した大成ユーレックの役員らとともに完成を盛大に祝った。

中野区の閑静な住宅地内、旧合宿所の跡地に建てられた新合宿所は、「部員の快適な生活」をデザインコンセプトとして重視。地上3階建て、延床面積は470.90㎡で、「シュプール(スキーの滑降跡)」を連想させるS字型形状のバルコニーが印象的な外観となっている。また、旧合宿所の歴史と伝統を受け継ぐ木製の看板(館名板)が、スタイリッシュな建物とは好対照な重厚感をかもし出している。

内部は、1階に部員のコミュニケーションの場となる食堂や、体力づくりの拠点となるトレーニングルーム、監督室などを設置し、2・3階には日当たりもよく明るい色調の部員居室を配置している。

竣工式は神事、施設見学、直会(なおらい)の順に進み、直会では冒頭に日髙理事長があいさつ。「教育・研究はもちろん、“スポーツの明治”としても社会から支援・支持される明治大学となるよう使命を果たしていきたい。この建物にも、その使命を果たす一翼を担ってほしい」などと期待を寄せた。その後、関係者への感謝状や記念品の贈呈に続き、三木学務担当理事の発声で列席者が乾杯。スキー部の新たな門出を喜ぶとともに、今後ますますの活躍を楽しみにする声があちこちで聞かれた。