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博物館特別展「天平の華 東大寺と国分寺」

関東最大の威容を誇った千葉県市原市の上総国分寺七重塔(模型、市原市教育委員会蔵)と東大寺創建期の軒丸瓦前場コレクション、明治大学博物館蔵

東大寺と国分寺の造営は、膨大なエネルギーが投入された天平の一大国家事業だった。近年の発掘調査の進展や、瓦・木簡・墨書土器をはじめとした考古資料の分析、また文献資料の研究によりその姿が徐々に明らかになってきている。今回の特別展では、明治大学博物館が所蔵する国内屈指の個人瓦コレクションである前場幸治資料から厳選した、東大寺と武蔵・下野・上総・下総・常陸の各国分寺・地方寺院の瓦約40点のほか、東大寺境内出土の創建期の瓦や鋳造関連資料、安芸国分寺出土木簡、関東で随一の規模を誇った上総国分寺出土資料など、全国約20カ所の機関から借用した天平期の寺院のありかたを示す約100点の貴重な資料をあわせて公開する。


会期
10月19日(土)~12月12日(木)

会場
博物館特別展示室(駿河台キャンパスアカデミーコモン地下1階)

主催
明治大学博物館

共催
明治大学古代学研究所

入場料
300円
(明大生、高校生以下の生徒児童、身体障害者手帳・愛の手帳をお持ちの方は無料)

関連イベント

(1)開幕記念講演「東大寺と国分寺」
日 時
10月18日(金)15:00~16:30
講 師
栄原永遠男氏(東大寺総合文化センター・東大寺史研究所所長)

(2)公開シンポジウム
「東アジアからみた東大寺と国分寺」
日 時
11月4日(月・祝)11:00~16:00
※参加者は、無料で特別展を観覧可

(3)ギャラリートーク
隔週金曜日13:00~13:30開催
解 説:鈴木知子氏・森本尚子氏
(明治大学博物館研究調査員)
開催日:10月25日、11月8日、
11月22日、12月6日
(1)、(2)いずれも会場は駿河台キャンパス・グローバルホール、定員120人(申し込み不要)、参加無料
お問い合わせ先

博物館事務室

TEL:03-3296-4448