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野球部 前副将が踏切で女性を救出して京王電鉄から感謝状

感謝状を授与された原島さん(中央)と野球部の善波達也監督(右)

踏切内に取り残されていた女性を救出したとして、体育会野球部前副将の原島巧さん(農4)が1月20日、京王電鉄より感謝状を授与された。

原島さんは昨年1月24日、野球部合宿所近くの府中—東府中駅間の線路脇を自転車で走行していたところ、警報機が鳴り、遮断機の下りている踏切内に女性がいるのを発見。府中方面から電車が近づいてくるのが見えたため、女性を抱えて踏切外へと助け出した。

原島さんは、女性を救出した時の状況について「頭で考えるより先に、とっさに体が動いた」と振り返り、感謝状の贈呈を喜んだ。

原島さんは2010年に国士舘高校から明大野球部入り。1年秋からリーグ戦に出場するなどして活躍し、3年秋からは同部の副将として部員130人のチームを引っ張った。