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和泉キャンパス 学生が「バリアフリー映画祭」

交流会場で参加者と談笑する大塚さん

和泉キャンパス図書館ホールで1月11日、「バリアフリー映画祭」が開かれた。

このイベントは、明大生12人を中心とするバリアフリー映画祭実行委員会「Change Your Heart」が、明治大学ボランティアセンターとバリアフリー映画鑑賞推進団体シティ・ライツの協力のもと初めて企画した。同委員会は「視覚障がい者と一緒に映画を楽しむことを通じてバリアフリーの気持ちを広めたい」という大塚桂樹さん(実行委員代表・政経3)の思いに共感した学生たちが集まり、昨年9月に結成されたもの。学生たちは、初めての企画に戸惑いながらも、週2回のミーティングを重ね、企画だけでなく映画の音声ガイド作成から録音にまで関わった。その他にも当日の明大前駅から会場までの誘導付添いや、映画に関する解説メールの事前送付など、さまざまな点で工夫し映画祭を作りあげた。

努力の甲斐あって、当日は120人が来場し、会場は満席に。上映後に食堂で行われた交流会でも、映画の感想はもちろん、参加のきっかけや互いの日常生活など、さまざまな話題で盛り上がり、終始にぎやかな声が絶えなかった。

閉会にあたり、あいさつに立った大塚さんは、「映画祭を無事成功させることができてほっとすると同時に、もっともっと映画を通じて多くの人の笑顔が見たいと強く感じた。心に芽生えた熱い思いを大切に、バリアフリー映画祭を第2回、3回と続けていきたい」と締めくくった。