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理工学部「夏休み科学教室」を生田キャンパスで開催

上手にできるかな? 金属製のこまを作る様子

理工学部は8月6日、地域社会との交流を目的とした「夏休み科学教室」を生田キャンパスの各校舎で開催した。小学1年から高校3年までを対象として、事前に申し込みのあった約300人が参加し、実験・実習・工作を通じて自然科学の不思議さや、ものづくりの面白さを体験した。

昨年度と同様、今年度も13のテーマを設定。8学科の担当教員と学生がそれぞれのテーマごとに分かれ、参加者へレクチャーを行った。

小学5年~中学1年を対象とした「ロボットカーで遊ぼう」(情報科学科)の教室では、ロボットカーの製作とそれを動かすプログラム構築について説明が行われ、自作したロボットカーを用いた競走も行われた。参加した小中学生たちは、ロボットカーが走る様子を真剣な表情で眺めながら「プログラム通り線に沿って動いている」「コーナーを曲がるのに時間が掛かるなあ」などと声を上げて楽しんでいた。

小学校1年~6年を対象にした「低温の世界—バナナで釘を打とう!—」(応用化学科)の教室では、液体窒素を使った実験が行われ、凍らせたバナナで釘を打つ様子などが見られた。小学生たちは「バナナが固くなっている」「本当に釘が打てた!」と歓声を上げるなど、興味津々だった。