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「引き続き、大学改革にまい進」 学長 福宮 賢一

この度は定時代議員総会が開催されますこと、心からお祝い申し上げます。

また、日頃より校友の皆さまには、学生の諸活動に関しまして、あたたかいご支援をいただいておりますことを心から御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

さて、本学は現在、「国際化」と「研究の強化」に力をいれております。本学の国際化は、「G30」と呼ばれている文部科学省の「国際化拠点整備事業」に採択されたことから始まっておりますが、ここで培われたノウハウは、今でも留学生の受け入れや学生の送り出しに活かされております。その後、更に3つの競争的資金—「大学間連携共同教育推進事業」、「大学の世界展開力強化事業」、「グローバル人材育成推進事業」—を獲得し、国際化を推進しております。

そして、これまでの実績を踏まえ、この度、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」の「グローバル化牽引型」へ申請いたしました。国公立大学を含む93校の応募に対し、20校程度の採択が予定されております。この激戦を勝ち抜き、本学の更なる国際化を推進するとともに、日本の大学の国際化をリードして参りたいと思っております。また、大学改革を進め、国際通用性のある大学、世界の大学との競争に勝てる大学づくりのために、「総合的教育改革」というプランを2017年度に完全実施できるよう現在取り組んでおります。

研究面においては、先端数理科学インスティテュートが「共同利用・共同研究拠点」の認定を受けました。これは、京都大学、九州大学に次いで3校目であり、私大としては初の快挙となります。本学の研究水準が高度化した証でもあります。

そして、先日発表された民間調査企業の調査において、関東エリア「志願したい大学ランキング」で本学が6年連続1位を獲得しました。4つの部門—男子、女子、文系、理系—すべてにおいても2年連続で1位を独占いたしました。また、8月にはオープンキャンパスが催され、3万人を上回る生徒さんやご父母の方が本学を訪れます。教職員、そして学生たちが一体となり明治の良さをアピールする活動を展開します。これらは決して一時の追い風が吹いているということではなく、本学の様々な活動が評価されるようになってきた結果だと考えています。

今後も引き続き教育・研究をはじめ、大学改革にまい進していきたいと思っております。なかなか目に見えない部分もありますが、是非ご期待いただきたいと思います。

最後に、本日の総会のご成功をお祈り申し上げて結びとさせていただきます。