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ラグビー部前監督・吉田義人氏が全国校友新潟大会で記念講演

熱血トークで客席を盛り上げる吉田氏

体育会ラグビー部の前監督で、現在は7人制ラグビーのクラブチーム「サムライセブン」の代表などを務める吉田義人氏(1991年政治経済学部卒)が9月7日、第50回全国校友新潟大会の記念式典(3面参照)後に、「北島監督の教えと明治魂」と題する記念講演を行った。

明大ラグビー部の礎を築き、『前へ』の名言を今に残した故・北島忠治監督は地元・新潟の出身。北島監督が87~91歳のころに選手として指導を受けた吉田氏は「こう言っては怒られるかもしれないが、私にとって温かい“おじいちゃん”のような存在だった」と北島監督への思いを語り、さらに「大好きなたばこをふかしながら、ずっと練習を見ている姿が心の支えだった」と、その存在の大きさを改めて振り返った。

吉田氏は北島監督の教えを胸に刻み、常に『前へ』の精神で歩んできた社会人時代やラグビー部監督時代、さらに7人制ラグビー(2016年リオデジャネイロ五輪より正式種目)の日本代表輩出を目指して格闘する現在の活動について、映像も交えつつ、現役時代のプレーさながらの熱いトークを展開。

客席には感動して涙する人の姿も見られ、吉田氏が「もう一度、ラグビーを通じて素晴らしい人材を育てたい」と講演を締めくくると、会場全体から大きな拍手が沸き起こった。