「平和は何物にも代え難い大事なものだ」



第81代内閣総理大臣 村山 富市さん

日本社会党の国会対策委員長や党委員長を経て1994年、自民、社会、新党さきがけの連立政権下で第81代内閣総理大臣に就任。戦後50年を迎えた翌1995年の8月15日に、村山内閣総理大臣談話「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)を閣議決定した。

「ちょうど戦後50年の節目、内外の未解決の問題にケジメをつけ、平和外交の決意を表明することが、この内閣に課せられた歴史的役割だと考えた。(中略)そこで歴史認識やこれからの方針について、明確にする必要を痛感し『村山談話』を閣議で決めて出すということにした。もし、閣議で反対意見があり、決定できなければ、総理を辞める総辞職の決意であった」と当時の思いを振り返る。

戦後70年の新たな節目を迎え、安保法制や安倍晋三首相が発表する「安倍談話」に注目が集まり、国のあり方が大きく転換しようとしている。そんな時代を生きる、ひ孫ほど年の離れた若き明大生たちには、以下のようなメッセージを送る。

「僕の学生時代は、将来何になりたいとか何をしたいとか選択する自由がなかった。20歳になったら徴兵検査、兵役に服する義務があった。現に同年輩やもっと若い人たちが随分戦死している。平和は何物にも代え難い大事なものだ。自分の人生は自分で決める権利がある。それは『独立自治』の精神です。明大の建学の精神をしっかりと胸に刻んで、たくましく生きる気概をもって学んでほしい」

<※村山さんのインタビュー詳細は、広報誌「明治」第66号(2015年4月発行)に掲載>

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