駿風

世界で、日本で「激変」が日常化している。変化を加速させているのはⅠTとグローバリゼーションだ。昨今、10年後にはなくなる職業という雇用の予測が話題となっており、学生の進路指導には欠かせない視点である。

教育研究者の需要も激変するだろう。知識階層が担ってきた職業・職能の中には、人工知能で代替できる分野が少なからずあるからだ。

大学のグローバル化が国策とされ、世界ランキングが注目されているが、今後、国際規模の教育市場で大学の世界的な商品化・序列化が加速してしまうだろう。

グローバル人材の育成は急務だが、留学には高額な教育費が必要であり、学生の間で格差の拡大に拍車をかけてしまっている。

現代資本主義は知財という新たな資本形成の時代に入った。このままでいけば貧富の差が知の格差を拡大し、固定化させてしまうだろう。

大学はこのグローバルな知の資本主義競争へ適応しようとするばかりでよいのだろうか?

嘗て我らが世界へ問わんとした「時代の夢を破るべく」とは何であったのか? 今、改めて建学の精神へ立ち返るべき時が来た。

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