Go Forward

国際日本・山脇ゼミ 第3回なかの多文化共生フォーラム

活発な意見が交わされたパネル討論 山脇ゼミの学生と(前列左より)山脇教授、宮島理事長、田中区長、石井副参事

国際日本学部・山脇啓造ゼミナールは11月28日、中野区、中野区国際交流協会、中野区観光協会の協力のもと、「第3回なかの多文化共生フォーラム」を中野キャンパスで開催。地域住民を中心に、ゼミ生なども合わせて約80人が参加した。

まず第1部では、留学生と中野区長の懇談会(7月)、台湾視察旅行(9月)、大学対抗多文化共生プレゼン大会(10月)、多文化共生ワークショップ(11月)といった山脇ゼミの2015年度の活動を紹介するプレゼンテーションを行った。その後の会場との質疑応答では、「プレゼン大会」への質問を中心に、さまざまな質問が寄せられた。

第2部では、中野区の石井大輔副参事による中野区のグローバル戦略に関するプレゼンに続き、「中野区の多文化共生を考える」をテーマに、パネル討論を実施。学外からは田中大輔中野区長と宮島茂明中野区観光協会理事長を迎え、学内からは山脇ゼミの藤代愛さん(国日4)、山崎香織さん(国日3)、国際交流学生委員会委員長の白石彩さん(国日2)がパネリストとして参加し、山脇教授がモデレータを務めた。第1回、第2回のフォーラムでの提言や山脇ゼミと国際交流学生委員会の活動実績をもとに、今後の中野区での多文化共生推進に向けた大学と行政の連携について、活発な議論がなされた。

山脇教授はパネル討論の終わりに、「中野区のグローバル戦略案の三本柱の一つに、外国人にも暮らしやすい生活環境の整備が位置付けられたのは画期的である。これからも中野区と共に多文化共生の地域づくりに取り組んでいきたい」と述べた。

今回のフォーラムは、プレゼン大会での山脇ゼミの提言内容を中心に、翌日の朝日新聞朝刊に取り上げられた。