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臨床心理士に10人全員が合格、祝賀会を開催

受験者全員の合格を祝してガッツポーズ!

2015年度臨床心理士資格試験が昨年10~11月に行われ、本学大学院文学研究科臨床人間学専攻臨床心理学専修の修了者10人が受験。見事、10人全員が合格を果たした。

この結果を受けて、このほど駿河台キャンパス・グローバルラウンジにて合格祝賀会が開かれ、福宮賢一学長、小笠原英司大学院長、石川日出志文学部長・文学研究科長をはじめとする大学関係者や、臨床心理学専修OB・OGで組織される明治大学臨床心理士会の会員らが列席。合格者を祝した。

福宮学長は祝辞の中で、「ストレスや心の問題は大きな社会的課題となっている。臨床心理士としてその課題に取り組み、明治の名を広めていってほしい」と激励。明大臨床心理士会の糸田憲史副会長からは「臨床心理士となることで、責任が生じるとともに活躍の場も広がる。明大臨床心理士会の研修などの場に参加して、ともに研鑽を積んでほしい」と祝辞が述べられた。

臨床心理士資格は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院修士課程を修了後、同協会が年1回実施する試験に合格すると付与される。

明大の臨床心理学専修は養成大学院の指定を受けており、全国平均合格率が60%前後のなか、同専修修了者の合格率は毎年100%~約80%を維持している(※別表参照)。

今回、受験者10人全員が合格したことで、これまでの臨床心理学専修修了生81人全員が、臨床心理士の資格を獲得したことになる。合格者たちはそれぞれ、医療機関や教育機関などの現場で活躍している。

  受験年度 修了者数 受験者数 合格者数 合格率 全国平均
1期生 2007 11 11 9 82% 69%
2期生 2008 9 11 11 100% 66%
3期生 2009 9 9 7 78% 62%
4期生 2010 7 9 9 100% 61%
5期生 2011 7 6 5 83% 61%
6期生 2012 9 11 11 100% 59%
7期生 2013 10 10 9 90% 62%
8期生 2014 10 11 10 91% 60%
9期生 2015 9 10 10 100% 未発表
81   81 100%