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震災復興支援センターが継続的な支援に向けて「東日本大震災復興支援活動報告会」を開催

支援活動や被災地の現状について語る学生たち

震災復興支援センターは12月14日、「東日本大震災復興支援活動報告会~支援活動を通じて何を学び、何を得たか~」を駿河台キャンパス・グローバルホールで開催し、学生を中心に約40人が参加した。4回目となる今回は、それぞれの活動報告と代表者同士の意見交換会を合わせて実施。各地の活動実績や今後の課題について共有し、震災復興支援に関わる学生たちの横の繋がりを深める機会となった。

はじめに、竹本田持震災復興支援センター長(農学部教授)が「復興支援活動は、被災地支援と活動を通した学びの二つの目的が重要。報告会を通じて新しい発見やつながりを作ってほしい」と、あいさつ。7つの活動が報告された後、鳥居高副センター長(商学部教授)の司会で意見交換会が行われた。
震災当時、まだ中高生だった学生たちは、当時の心境や、大学生・院生となり復興支援に関わるようになった経緯などを紹介。継続して活動を行っていくために必要な点などについても話し合われた。

震災から5年が経過し、意識の低下や風化が問題となる中、改めて復興支援活動における“継続性”の大切さを確認する貴重な場となった。

学生からの活動報告内容

タイトル 発表者
被災地の“今”を知る。-3.11から5年- 宮川 新史/西村 海瑠(経営2)
南相馬フリースペース 清酒 瑛里香(農4)
文学部3年平山ゼミ 2016年度東北復興支援活動報告 文学部・平山満紀ゼミナール
荻原 翼/齊藤 暉(文3)
陸前高田市における復興まちづくり支援活動 小花 璃美/三木 聖那/
熊谷 友花(理工研博士前期課程2)
2016年度 阪井ゼミ活動報告 法学部・阪井和男ゼミナール
橋口 敬(法3)
福島県新地町での復興支援及び地域振興活動 北岡 優己(政経2)/
川島 大地(農2)/石川 智也(理工2)
夏の新地町、気仙沼における活動報告 体育会ローバースカウト部
北園 将志/齊藤 謙(農3)/
茂木 茉侑子(文3)