Go Forward

法・医・倫理の専門資料館 ELMが「収蔵資料Database」を公開



法・医・倫理の資料館「ELM(エルム)」はこのほど、「収蔵資料Database」を公開するとともに、ホームページを拡充した。

ELMは、医事法学・生命倫理学に関する図書等資料およびデータベースを広く社会に公開してきたが、今回新たに「収蔵資料Database」を開設し、医事法学に関してわが国有数の収蔵資料を誇るELMの整備・登録済みの図書系資料を検索することを可能にした。また、ホームページでは、「明治大学ELM開館記念講演会・記念シンポジウム記録集」と「医事法学界の歩み(学界回顧)」の2つのコンテンツを追加。「医事法学界の歩み(学界回顧)」では、2016年度からELMが新たに取り組み始めた医事法学領域に関する専門家向け文献案内を閲覧することができる。

医療・生命倫理・家族などのあり方が根底的に問い直されている昨今の状況を踏まえ、法学研究の必要性がますます高まる中、ELMでは「収蔵資料Database」およびホームページを活用し、法と医と倫理に関するさまざまな情報を今後も発信していく。

法・医・倫理の資料館「ELM」

ELMは、倫理(Ethics)、法(Law)、医療(Medicine)の頭文字を組み合わせた名称で、2011年に設立。「医事法学」を確立した故・唄孝一教授が生涯をかけて収集し、本学に寄贈された医事法学に関する書籍、公文書、音声・映像記録を基盤に、医事法に関する国内外の資料を収集管理した国内唯一の公的な専門資料館として、わが国における医事法学研究の進展に寄与することを使命としている。