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母校を支援し、明大魂の輪を広げる 校友会長 向殿 政男

校友会長 向殿 政男

全国津々浦々、韓国、台湾からご出席をいただき誠にありがとうございます。

現在、明治大学は大変名声を博しております。これは大学側、教職員、学生もさることながら、校友の皆さま方の各地域でのご尽力の賜で、深く感謝申し上げます。

校友会の現状について2点ご報告させていただきます。はじめに、現在校友会は黒字体質で大変健全な運営を行っている状況です。2016年度より、大学への寄付の一つとして校友会募金「明治大学校友会教育・研究振興基金」を設立し、大学支援の強化に一層取り組んでおります。

次に、明治大学を全国型大学として継続させていくために、地方出身者向けの給付型奨学金「つなげ!紫紺の“たすき”」を給付いたしました。母校と社会からの期待に応えるために、校友の役割の一つに財政的な母校支援と賛助がございます。引き続き、ご協力をお願い申し上げます。

大学への支援というのはいくつかありますが、財政的な支援以外に、各地域における皆さまのご活躍や社会貢献が明治大学の評判を上げていくことにつながると考えております。建学の精神「権利自由・独立自治」そして、いまで言うと「個を強くする」ことは、自立し、人の意見に耳を傾け、人間力を身につけてどんなことにも恐れず前へ進むことです。この明大魂は脈々と引き継がれています。明治大学ファミリーの輪を皆さまに広げていただき、この明治を好きになっていく求心力をぜひ大事にしていただき、継承していきたいとおもいます。

明治大学は135年以上の長い歴史と伝統を積み重ねてきており、校友数はおよそ54万人という数を輩出しております。この歴史と精神は、日本はもちろん世界的にみても大変貴重であります。これを継続していくためには、校友会の役割はたくさんあると考えております。

本日はいろいろな審議事項がございます。この総会は今後の明治大学および校友会を決めていく重要な会議であり、最高意思決定機関です。ぜひ皆さまとともに実りあるものにしていきたいという願いを込めて、あいさつとさせていただきます。

本日はよろしくお願いいたします。