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地域連携推進センター 成果報告会「野沢温泉村への学生派遣プログラム」

関係者の前で成果を報告する学生たち

地域連携推進センターは11月2日、長野県野沢温泉村において、6月から取り組んできた学生派遣プログラムの成果報告会を実施した。

4年目となる今回は、昨年度に続き、村の地域ブランド商品である「野沢温泉物語」をキーワードとして、新商品や広報ならびに村全体の活性化について多角的な視点からの提案を考えた。今年度は12人の参加者に加え、昨年度の参加者5人が本学で行う研修や学生たちの自主的な集まりに加わり、新旧一体となって取り組むことで、昨年よりもさらに具体的な提案を行うことを目指した。

村役場で行われた成果報告会には、富井俊雄村長をはじめ村役場関係者や地域住民も多数来場し、学生たちの発表に耳を傾けた。発表後、富井村長からは、「村の郷土料理であるカレーいもと塩煮いもをお土産として楽しめる“いもチップス”や、温泉卵づくりをしながら村に点在する外湯を楽しめる“湯めぐりぐらぐらセット”は、野沢温泉村の魅力が詰まったアイデアであり、商品の実現に向けた検討をしたい」と講評があった。

成果報告会を終えた学生は、「村が大切にしている文化や考え方に配慮しながら、学生目線での提案を考えることは難しく、想像していたよりもハードなプログラムだった」と振り返り、「普段の学生生活では接することができない人とのコミュニケーションや、それらを通じてグループで意見をまとめていくことは貴重な経験となり、今後の自身の進路を考える材料にもなった」とプログラムの感想を語った。
(社会連携事務室)