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地域連携推進センター 長野県長和町で町民向けの公開講座

農業関係者でなくても楽しく学べる講義となった

地域連携推進センターは、長野県長和町との社会連携事業の推進に関する協定に基づく事業として、町民向けの生涯学習講座「長和町民大学」を開講している。2017年度で11回目となる同講座は、健康や文化、歴史などの分野をテーマとして取り上げ、全5回の中には本学での講義も兼ねたキャンパスツアーを組み込むなど、楽しく学べる講座として好評を博している。

今年度は8月から開講し、12月19日に第5講と修了式が行われた。第5講では、竹本田持農学部教授が登壇。「地域農業振興と観光」をテーマとして、戦後の農業をめぐる主要事項から、加工技術やサービスによって付加価値を生み出す農業の六次産業化、地域資源を活用した農村地域の活性化について、日常生活の身近な事例やユーモアを交え、分かりやすく解説した。

受講生は、「毎年この講座を楽しみにしている。先生方の楽しく勉強になる話を聴いたり、日常生活を元気に送るための体操を教わったりと有意義な時間を過ごせる。来年度も機会があれば受講したい」と語った。

このほかに、地域連携推進センターが取り組む同町との連携事業には、中学生が大学での生活を体験するキャンパスツアー「一日大学生」があり、今年は3月に受け入れを予定している。
(社会連携事務室)

2017年度「長和町民大学」開講実績(修了者数:24人)

実施日 テーマ 講師
8月25日 こわばった身体に弾力をとりもどす
—野口整体に学ぶセルフケア法—
平山 満紀 文学部准教授
9月15日 中国人と日本人の違うところと同じところ 加藤 徹 法学部教授
10月25日 キャンパスツアー(生田キャンパス)
講義「明治大学の歴史」ほか登戸研究所視察など
岩﨑 宏政 社会連携事務長
11月16日 健康のための運動 -日常を快適に過ごすために- 加納 明彦 農学部准教授
12月19日 地域農業振興と観光 竹本 田持 農学部教授