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大学院「合同進学相談会」を開催

全16研究科が魅力を紹介

学ぶことの意義を説く小林教授 大学院生活が本音で語られたパネルディスカッション 多くの参加者でにぎわう個別相談会場

明治大学大学院は5月26日、大学院への進学を目指す学生や一般の方を対象に、大学院での学びや進学の意義を紹介する「合同進学相談会」を、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催した。同相談会には、明治大学大学院12研究科と専門職大学院4研究科が参加し、教員・大学院生による個別相談や奨学金説明会、施設見学ツアー、現役大学院生によるパネルディスカッションなどを実施。約420人が来場し、会場は熱気に包まれた。

石川幹人大学院長のあいさつでスタートした相談会の第一部では、小林尚朗教授(大学院商学研究科)による特別講演が「大学院で学ぶことの意義」をテーマに行われた。小林教授は自らの研究対象である「世界経済論」を例に挙げ、学ぶことの醍醐味を紹介。さらに、在学生の言葉を引用しながら、「主体的な学びと実践、中長期的な視野を身に付けることによって社会に対して何ができるのかを考えられるようになる」と大学院で学ぶことの魅力を語った。

続く「大学院学生生活と助成について」と題したパネルディスカッションでは、3人の大学院生が登壇し、大学院教務主任の菊池浩明教授が進行。大学院での勉強スタイルや1日のスケジュール、さまざまな奨学金制度や助手制度、日本学術振興会の特別研究員制度といった金銭的サポートなどについて紹介した。

個別相談の会場では、研究科ごとに教員・大学院生が質問に応じる相談ブースや資料閲覧コーナーを設置。熱心に質問する姿が各所で見受けられるなど、参加者は自らの進路に真剣に向き合っている様子だった。