セミナーでは、世界銀行の業務政策・被支援国サービス担当副総裁であるフェッロ氏が「未来に向かって:経済開発の課題と機会」と題して講演。途上国をはじめ世界が直面する課題や、その中で世界銀行グループが果たすべき役割などについて説明した。さらに人的資本への投資や自然災害や経済危機への対応などに言及し、2030年までに目指す貧困撲滅と繁栄の共有について学生たちへメッセージを送った。その後の質疑応答では、学生から英語による質問が多数寄せられるなど、活発な議論が交わされ、大いに刺激を受けるセミナーとなった。
終了後には、フェッロ氏と世界銀行グループ関係者が大六野耕作副学長(国際交流担当)と政治経済学部の武田巧教授、堀金由美教授と懇談し、今後の連携に向けた意見交換が行われた。