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2018年度「秋季卒業式」を挙行

明治大学で学び新たな世界へ 卒業生を激励した土屋学長

明治大学の2018年度「秋季卒業式」が9月19日、駿河台キャンパス・リバティホールで挙行された。式典には土屋恵一郎学長、柳谷孝理事長をはじめ、向殿政男校友会長、各学部長らが出席し、卒業生298人(学部229人、大学院69人)の新たな門出を祝した。

式典の冒頭で、学部を代表して総合数理学部の小池倫太郎さん、大学院を代表して専門職大学院グローバル・ビジネス研究科の市丸誠男さんへ、土屋学長からそれぞれ学位記が授与された。

告辞の中で土屋学長は、「さまざまな価値観が集う大学、いわばキャンプの中で養った多様性や、お互いの違いを許し合う寛容を背景にした人間関係が、今後の支えになる」と力説。さらに「試練や挫折に遭遇し、打ちのめされることがあっても、また明治大学というキャンプに戻ってくればいい。明治大学はいつでも君たちの場所である」と卒業生の前途を祝した。
続いて祝辞に立った柳谷理事長は、変化が激しく未来予測が困難な時代である現代において、現状を打破し、果敢に挑戦していく姿勢を強調。「明治大学で『個』を磨いた日々はこれからの原動力となり、輝かしい未来へと誘ってくれると確信している」と卒業生を激励した。

卒業生代表による答辞で小池さんは、学業や研究、サークル活動など学生生活を振り返りながら、恩師や家族、仲間たちへの思いを語り、「明治大学で学んだことを最大限に生かし、若い想像力をもって社会に貢献できるよう努力していきたい」と締めくくった。

式典の最後には、混声合唱団とともに校歌を高らかに斉唱。卒業生たちは、晴れやかな表情で学び舎を巣立っていった。