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「感動を地方に!そして全国に!」

明治大学連合父母会長 今村 健

全国57地区での父母会総会が無事に終わりました。新旧役員の皆さま、長期に及ぶご準備や当日のご対応、本当にありがとうございました。また、同時に開催した大学主催の父母懇談会も盛会裏に終わり、大学教職員の皆さまには大変お世話になりましたこと、紙面をお借りして御礼申し上げます。

さて、父母会は感動の連続です。きっと今年も多くの感動が生まれることと思います。

私にとっての初めての感動は昨年4月、東京六大学野球の開幕戦でした。試合は応援団長のエール交換で始まります。明治大学の応援団長は、東京六大学で初めて選出された女性応援団長の新宅杏子さんでした。初めて見る女性応援団長のエールを見逃すまいと神宮球場が静まりかえります。新宅さんのエールは父母たちの心配とは裏腹に球場に響き渡る透き通った声で立派なものでした。エール交換が終わり、新宅さんが礼をすると盛大な拍手が湧き起こりました。私はみんなが同じ気持ちでいたことに気がつき感動しました。「明治はひとつ」を実感した瞬間です。

連合父母会ではもっともっと感動を巻き起こそうと、新しい感動の場つくりに挑んでいます。第一弾として7月に卓球部応援会を、11月には両国国技館で相撲部応援会を実施します。卓球部応援会では選手の諦めない気持ち、一球に込める思いを感じ心が動きました。さらに、選手を応援するチームメイトの熱い声援にほだされ、父母も校友も熱い応援の輪に加わり、いつのまにか明治がひとつになって大声で応援した感動的な応援会でした。

目下の課題は、首都圏だけではなく日本全国に感動の輪を広げること、メジャースポーツだけではなく、多様な部活動へと感動の輪を広げることです。これにより多くの父母が「明治が第二の母校」と思えるようになる、これが私たち連合父母会の目標です。