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ホームカミングデー、さまざまなイベントを開催

10月28日に駿河台キャンパスで開催されたホームカミングデーでは、講演会やステージパフォーマンスなど多数のイベントが各所で行われた。催しの一部をここに紹介する。1面に関連記事】

活躍する明大女子!~私の仕事未来に残すものとは~



リバティアカデミー校友会寄付講座として特別企画されたスペシャルトークセッション「活躍する明大女子!~私の仕事未来に残すものとは~」には、ハーモニカ奏者の寺澤ひろみ氏(2002年文学部卒業)がゲストで登場した。

フリーアナウンサーの前田真里氏(2004年政治経済学部卒業)が聞き手を務めた、トークセッションでは、寺澤氏がハーモニカを始めたきっかけや現在の活動、将来のビジョンなどを話題にOG同士の“明女トーク”で大いに盛り上がった。また、ハーモニカの解説や即興演奏が行われるなど、来場者たちはその美しい音色や複層的なメロディーに聞き入っていた。

グローバル時代が進む中で大切なことは何か—イトーヨーカ堂・三枝社長が講演



90年代からイトーヨーカ堂の中国進出プロジェクトに携わり、中国総代表(会長職)として活躍した、(株)イトーヨーカ堂代表取締役社長・三枝富博氏(1973年法学部卒業)の特別講演「グローバル時代が進む中で大切なことは何か」がリバティホールで行われた。

文化や生活習慣など国民性の違いから日本での経験が全く通用しない状況の中、徹底した“お客様第一主義”を貫き、成都イトーヨーカ堂を成長させた三枝氏は、中国での奮闘や人材育成、グローバル時代に大切な視点など多数紹介。「日々の小さな積み重ねが重要。自分がどう変わり続けることができるか、毎日が挑戦だ」と力説した。

地域と明治大学—地域から明治へ、明治から地域へ。『知』は循環する—



明治大学史資料センター運営委員の4人が、「地域と明治大学—地域から明治へ、明治から地域へ。『知』は循環する—」と題しリレー形式で講演。

「日本海と明治大学—明治大学の礎を築いた矢代操(鯖江)、尾佐竹猛(羽咋)、磯部四郎(富山)らの人物像と学問—」(村上一博法学部教授、法学部長、同センター所長)、「朝鮮半島と明治大学—明治大学留学生出身の韓国建国勲章授与者—」(李英美商学部教授)、「中国と明治大学—中国近代史に躍動する明治大学留学生たち—」(高田幸男文学部教授)、「北海道と明治大学—石狩湾岸の映画・音楽・文学そして歴史—」(吉田悦志国際日本学部教授、図書館長)について解説した。