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就職キャリア支援センター「企業と大学との就職懇談会」

「大学と企業のあり方を考えていきたい」と述べる土屋学長 懇親会では、柳谷理事長、土屋学長の前に名刺交換を希望する長蛇の列ができた

柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長はじめ法人役員・大学役職者、各学部・大学院の就職担当教員と、明大生の採用実績が一定以上ある企業の採用担当者が情報交換を行う「企業と大学との就職懇談会」が10月16日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催された。

これは、明治大学側から教育内容や就職支援の現状について、企業側からは採用状況や採用意欲などの情報を交換することで連携を深め、就職と採用、双方の活動に役立てようと毎年本学が開催しているもの。今年は約400社から採用担当者の参加があった。

第一部の冒頭、柳谷理事長があいさつに立ち、日頃からの採用に対し謝意を示すとともに、2021年に本学が創立140周年を迎えることを紹介し、「人類の平和と発展に貢献できる人材を広く社会に送り出していきたい。そのために、より一層の教育環境の充実に努めていく」と本学の展望を示した。

続いて、土屋学長が「Society5.0時代の人材教育とは」と題して講演。日本私立大学団体連合会で就職問題委員会の委員長を務める土屋学長は、就職活動やインターンシップについて、さまざまな議論が行われていることを紹介した。教室での座学に留まらない、海外留学やボランティア体験などを含めた「学修経験時間」確保のために、就職活動・インターンシップとどのように両立を目指すかと述べ、「大学と企業のあり方を考えていきたい」とまとめた。

第二部は、会場をビクトリーフロアに移して行われ、大学関係者らと、集まった企業の採用担当者との懇親会を実施。会場の各所で意見交換が行われ、特に柳谷理事長、土屋学長の前には、名刺交換を希望する長蛇の列ができるおなじみの光景が今年も見られるなど、企業から明治大学への高い関心を感じさせる機会となった。