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博物館 付属高校・中学で校地内遺跡の出土品を展示



下原・富士見町遺跡は、調布キャンパスの明治高等学校・中学校校舎建設に伴う2004〜2007年度の校地内遺跡調査団による埋蔵文化財発掘調査で発見された。遺跡からは、旧石器時代、縄文時代、そして近世〜近・現代の遺構と遺物が出土した。出土品を保管する明治大学博物館は付属明治高等学校・中学校と共同で、在校生の歴史・地理への興味を喚起し、理解を深めることを目的として、下原・富士見町遺跡出土遺物の展示を制作し、2020年11月26日から校舎1階のホワイエで公開している。遺跡から出土した約3万〜2万年前の旧石器時代の石器や復元された縄文土器、打製石斧が展示されており、生徒たちはいつでも見学できる。展示は今後、社会科の授業などを通して教材として活用される。
(博物館事務室)