理工学部の黒田洋司教授による講演「ロボット研究者がスタートアップを目指した理由とは?」が、3月8日、渋谷スクランブルスクエア(東京都渋谷区)内の共創施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」にて開催された。JAXA「はやぶさ」のプロジェクトメンバーでもあった黒田教授が、大学発スタートアップの現状や、日本におけるロボット研究の展望、社会実装に関わる戦略などをテーマに、約1時間半にわたって講演を行った。
黒田教授は講演の中で、多くの学生が研究者として育ち切る前に就職などによって研究室から離脱し、継続した研究が行えないという現状を紹介。この解決策として、修士課程を終えた後にスタートアップ企業で働くという経験を積んでから、博士課程へ進学することで、継続した研究環境の構築と、実務経験を経た研究者の育成が推進しやすくなり、スタートアップ企業側と学生本人の双方に大きなメリットが生まれると論じた。
さらに、黒田教授が共同創業者を務めるSEQSENSE㈱が開発した警備ロボットの実演が行われ、高度なセンサーによって障害物を避けながら自律走行を行う様子などが披露された。
今回の講演は、2022年12月に明治大学と渋谷スクランブルスクエア㈱の産学連携の協力推進に関わる協定締結(本紙第769号既報)に伴う記念講演として催されたもので、QWSが企画する「大学と連携した『問い』と出会うためのプログラム『QWSアカデミア』」の本学第一弾として、黒田教授が登壇することとなった。講演の様子はQWSのYouTubeアカウントでも公開されている。
黒田教授は講演の中で、多くの学生が研究者として育ち切る前に就職などによって研究室から離脱し、継続した研究が行えないという現状を紹介。この解決策として、修士課程を終えた後にスタートアップ企業で働くという経験を積んでから、博士課程へ進学することで、継続した研究環境の構築と、実務経験を経た研究者の育成が推進しやすくなり、スタートアップ企業側と学生本人の双方に大きなメリットが生まれると論じた。
さらに、黒田教授が共同創業者を務めるSEQSENSE㈱が開発した警備ロボットの実演が行われ、高度なセンサーによって障害物を避けながら自律走行を行う様子などが披露された。
今回の講演は、2022年12月に明治大学と渋谷スクランブルスクエア㈱の産学連携の協力推進に関わる協定締結(本紙第769号既報)に伴う記念講演として催されたもので、QWSが企画する「大学と連携した『問い』と出会うためのプログラム『QWSアカデミア』」の本学第一弾として、黒田教授が登壇することとなった。講演の様子はQWSのYouTubeアカウントでも公開されている。
動画はこちらから
https://youtu.be/kkz8nOWAB8M