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臨床心理士・公認心理師試験合格者祝賀会を開催



2022年度臨床心理士資格試験および公認心理師資格試験の結果が発表され、大学院文学研究科臨床人間学専攻臨床心理学専修2021年度修了者4人が臨床心理士資格試験を受験し、全員が合格、3人が公認心理師試験を受験し、全員が合格した。
 
2019年度から2021年度の両試験の受験者においても受験した25人全員が合格しており、この4年間の合格者を祝すため、3月11日に、駿河台キャンパス・グローバルホールにおいて合格祝賀会が開催された。祝賀会には大六野耕作学長、青野覚教務担当常勤理事、合田正人文学部長、田母神顯二郎文学研究科長をはじめとする法人役員・大学役職者らと、校友によって組織される明治大学臨床心理士会の会員、大学院生が列席した。

祝辞に立った大六野学長は、「不安定な状況にある社会の中で、人間が人間らしく生きていくための心の支援をできるよう精進を続けてほしい」と激励。続いて、明治大学臨床心理士会の馬場翔吾会長が「これからたくさん自分の力を磨いて、それを明治大学臨床心理士会に持ち帰り、今後の会を支えていってほしい」とエールを送った。

臨床心理士資格は、㈶日本臨床心理士認定協会が指定した大学院修士課程を修了後、同協会が年に1回実施する試験に合格して得られる。明治大学大学院文学研究科臨床人間学専攻臨床心理学専修は養成大学院の指定を受けており、全国平均合格率が60%前後の中、これまでの同専修出身の受験者134人全員が合格している。

公認心理師資格は、2017年度に公認心理師法が施行されて心理職初の国家資格が成立、2018年度から資格試験が開始された。全国平均合格率が50%前後の中、2022年度までの同専修出身者の受験者は124人全員が合格し、臨床心理士・公認心理師ともに合格率100%を維持している。
(文学部心理臨床センター)