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日本語短期研修プログラムを実施—11カ国29人の留学生が明大生と学ぶ

プログラムを終え充実した表情の留学生ら

日本語教育センター(センター長=山田亨文学部准教授)は、2月6日から17日まで、冬期「日本語短期研修プログラム」を実施した。3年ぶりの対面開催となった同プログラムには、世界11カ国から29人の留学生が参加し、「日本語授業」「プロジェクトワーク」「文化体験」に取り組んだ。

「日本語授業」では、日本語で話す力の向上を目指し、初級・中級の2クラスが用意された。「プロジェクトワーク」では、グループ毎に日本語ナレーション付きのショートムービーを作成し、最終日に発表会が行われた。「文化体験」では、鎌倉建長寺での座禅体験や、アニメミュージアムでのアニメ制作体験などが行われ、日本文化への興味や理解を深めた。

プログラム期間中には明大生が学生サポーターとして参加し、教員と共に参加留学生を全面的に支援した。日本語学習のサポートに加え、動画作成や交流会などを通じて、異なる背景を持つ学生同士が協力し合い、それぞれにとって成長の機会となった。

プログラムを担当した国際連携機構の山森理恵特任准教授は、「短期間ながらも充実した研修となった」と振り返り、「今後も、参加者の日本語習得はもちろん、日本と世界各国の学生が互いに学び合えるような、より充実したプログラムにしていきたい」と意気込みを語った。