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博物館で故大塚初重名誉教授の足跡をたどる展覧会が開幕





5月27日、博物館の企画展「東国の古墳文化の実像を求めて-大塚初重と明大考古学-」が開幕した。2022年7月に逝去した故大塚初重名誉教授が文学部在職中に発掘調査・研究に取り組んだ、千葉県能満寺古墳、茨城県三昧塚古墳、同玉里舟塚古墳、同虎塚古墳、長野県大室古墳群などの出土品・調査記録を展示している。展示室中央には、虎塚古墳の赤色顔料で装飾された石室内部を実物大の写真パネルを組み合わせて再現した模型が配置され、映像コーナーでは最終講義のダイジェスト版を視聴することができる。

大塚名誉教授は1985年に改称・発足した明治大学考古学博物館の初代館長を務め、一般市民への考古学普及に尽力し、退職後もリバティアカデミー講座の講師を引き続き務めるなど本学の生涯教育事業の発展に主導的な役割を果たした。(博物館事務室)

会  期 5月27日㈯~8月7日㈪ 
会  場 駿河台キャンパス アカデミーコモンB1F 博物館特別展示室
開館時間 月~金 10:00~17:00 土 10:00~16:00
休館日 日曜・8月5日㈯ ※7月17日㈪は休日授業日のため開館
問い合わせ 博物館事務室(03-3296-4448)