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31氏が新たに名誉教授に



代表してあいさつする越川名誉教授

明治大学は4月1日付で、大学に長年在籍し、教育面や学術面で顕著な功績を挙げた31氏に対し、名誉教授の称号を授与した。

称号記贈呈式は5月31日に駿河台キャンパス・リバティタワー23階の岸本辰雄ホールで挙行された。称号記の贈呈を行った大六野耕作学長は、「先生方が長い時間をかけて培われた知恵や知識はこれからの明治大学の財産になる。学生や大学のためにさまざまなご助言やご支援をいただきたい」とあいさつした。

続いて、柳谷孝理事長が登壇し、「顕著な功績を残された多くの先生方に称号を授与できたことはとても喜ばしい」と述べ、「先生方にはこれからも人類の平和と学術の発展に貢献いただきたい」と期待を寄せた。

その後、名誉教授を代表して元副学長の越川芳明名誉教授があいさつに立った。越川名誉教授は、「3月に定年を迎え、最近は『悠々自適に暮らしているのでは?』と言われることが多い」と前置きし、「良い仕事をするには、良き競争相手が欠かせない。栄えある名誉教授の称号をいただいたからには、悠々自適な生活は諦めて、良い仕事をしていきたい」とユーモアを交えながら、これからも明治大学の一員として研究にまい進していく決意を語った。

名誉教授への推薦要件等について定めた明治大学名誉教授規程は、2023年2月に一部改正が行われた。