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文系3学部合同就職キャリア支援イベントを開催-政経・文・情コミの3学部学生2250人が参加

一日を通して多くの学生が参加した

政治経済・文・情報コミュニケーションの3学部合同の就職キャリア支援イベントが、6月10日に駿河台キャンパス・リバティタワーで開催された。来春の就職活動を控えた3年生を中心に、3学部の学生約2250人(延べ人数)が参加した。

イベントは多くの学生が参加できるよう、授業の設置の少ない土曜日に実施され、就職情報サイト大手の㈱マイナビと㈱ツイングから担当者を招いて自己分析講座や業界比較セミナーなどを開講するとともに、各学部の卒業生を招いたOB・OG交流企画が催された。

OB・OG交流企画では、公務員から金融、マスコミ、商社、インフラ系など幅広い業種の卒業生を招いたパネルディスカッションが開催された。学部別に会場を分け、卒業生らは現役学生に向けて、それぞれの仕事内容の紹介や就職活動の体験談などをテーマに議論を行った。同じ学部の先輩・後輩という関係性から質疑応答などでも率直な意見を述べ、学生らはメモを取るなどして自身のキャリア選択への情報収集を行った。

参加者アンケートでは、「先輩方の話を聞いて、学部での学びの生かし方についてイメージできたので良かった」「自分がどのように大学生活を過ごしていくか考えるきっかけになった」といった声が寄せられ好評な様子だった。

この企画は、2022年11月に文学部が開催した自学部の学生を対象とした就職キャリア支援イベント(本紙第767号既報)を発端として、その対象を3学部に拡大して行われたもの。担当した文学部の職員は、「今回も、学部での学びが社会に出て生きていることを、卒業生からの生の声として伝えられた」と述べ、就職キャリア支援部とも協力しながら、学生のキャリア教育の充実に向けたさらなる取り組みを行っていきたいとの意向を示した。