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入学センターが全国の高校教員を対象に大学説明会を開催



明治大学は6月8日、高等学校の進路指導教員らを対象とした「明治大学オンライン説明会」を開催した。現在の明治大学の教育・研究の取り組みや、前年の入試結果・傾向などを説明することで、大学のPRや理解促進を図るのが狙い。

高校教員対象の説明会は従来、駿河台キャンパスにて年1回開催していたが、今回は通算で3回目のオンライン開催となった。20都道県の約240校から約300人の高校教員が視聴した。

説明会は3部制で行われ、第1部は松浦昭彦入試広報事務長が登壇した。松浦事務長は、和泉ラーニングスクエアや2025年に完成予定の生田第二中央校舎(仮称)など、主体的な学びを促すキャンパスの整備状況や、一般選抜入試出願前に採用が決定する給費型奨学金「おゝ明治奨学金」をはじめとした各種奨学金制度、さらに、1~2年生を対象とした低学年向けキャリア支援の取り組みなど、明治大学の最新情報を紹介した。

続く第2部は、国際日本学部4年の佐藤矩之さんが留学先のリトアニアからリモートで参加し、在学生の視点で、明治大学の魅力や自身の学生生活・留学体験談を披露した。

第3部は、菅野隆行入学センター事務長から、明治大学の入試制度や前年度入試結果の分析、さらに今年度以降の入試の変更点などの解説が行われた。

実施後のアンケートでは、「大学進学における経済的負担が社会問題となりつつある中、独自の奨学金制度など生徒の進学意欲につながる情報がありがたい」「現役の学生の話は大学の良さが伝わった」といった意見が寄せられるなど、多くの高校教員に向けて大学の魅力を存分にアピールする機会となった。