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経営学部「明治ビジネスアイデアソン2023」

グループに分かれメンターのアドバイスを受ける参加者ら

経営学部は6月10日に「明治ビジネスアイデアソン2023」を和泉キャンパスで開催した。

アイデアソンとは、idea(アイデア)とmarathon(マラソン)から作られた造語で、この企画は、学生が起業に向けてビジネスアイデアを生み出す思考の方法をトレーニングすることを目的としたもの。イベントでは決められた時間内でグループごとにメンバーがアイデアを出し合い、マラソンをするようにそれらを良質なアイデアにまとめ上げて、その結果を競った。会場には30人を超える学生・大学院生が参加し、屋外でのフィールドワークやグループワークなどのプログラムを経て、アイデア発表会に臨んだ。また、「第1回明治ビジネスチャレンジ」のファイナリストも学生メンター(相談者)として参加し、参加者のアイデア創出やブラッシュアップをサポートした。

それぞれのグループの発表後には、企画全体のメンターを務めた㈱FUNDINNOシニアアソシエイトの小谷光毅氏(2016年政治経済学部卒)や、プログラムディレクターを務めた東京コンテンツインキュベーションセンターの川野正雄氏との質疑応答が行われた。最後に、審査員賞と、参加学生らによる投票で選ばれた参加者賞が発表され、フィードバックが行われた。

小谷氏は、「限られた時間の中で、しっかりとビジネスアイデアを作り上げていた。今後が楽しみ」と振り返った。参加者の1人は、「今回のグループで、次の『明治ビジネスチャレンジ』に出場したい」と語るなど、今後のイベント参加にも意欲的な様子だった。

経営学部は、「明治スタートアップガイダンス」や春学期授業「起業のメカニズム」など、学生の起業・スタートアップへの支援の取り組みを進めている。開催準備中の「第2回明治ビジネスチャレンジ」について、本紙や大学ホームページで案内していく予定。
(経営学部事務室)