駿風

「小回りの利いた広報活動を」という思いから、広報課ではＳＮＳの活用にも力を入れている。中でも広報課公式Twitterは2021年の運用開始から約２年が経過し、2600人を超えるフォロワーを集めている。日々の情報発信・収集を通じて、改めて明治大学関係者の活躍に気付かされる。地域のボランティアに取り組む学生から、世界を舞台に活躍する校友、教員の革新的な研究成果など、良いニュースもそうでないものも、毎日読み切れないほどの情報が飛びかっている。本学が150年に迫る歴史を持つわが国屈指の総合大学であることを実感する瞬間である。

しかしながら、華やかなニュースになるのは、約59万人の校友の中のほんの一握りでしかない。自分自身に今日は何もなくても、同じ「明治」の仲間の活躍を活力にできるような、大学が発信する情報がそんな存在であれたらと願うばかりである。

便利な一方、Twitterは経営方針の転換で、ロゴや名称などの変更が発表された。今後利用環境が大きく変わる可能性もある。時流に合わせて柔軟かつ芯のある情報発信を続けていきたい。