Go Forward

情報コミュニケーション学部・島田ゼミが「明治大学SDGsコーヒー」の売り上げをコロンビアの生産者に寄付

フェダール農園のコーヒー生産者ら(写真=José.川島良彰) 島田ゼミ5期6期のゼミ生

情報コミュニケーション学部の島田剛ゼミナールは、コロンビアでコーヒーの生産を行うフェダール農園に30万円の寄付を行った。寄付金は島田ゼミがこれまで販売してきた明治大学SDGsコーヒーの販売収益が当てられた。

フェダール農園はコロンビア西部山脈と中央山脈の間に広がるカウカ県標高1720mに位置するポパヤンにあり、100人以上の障がい者が働く就学・就労施設としての側面を持つ。農園と島田ゼミは、「先進国・途上国に関わらず、持続可能なおいしいコーヒーの未来を守る」という共通の目標を掲げ、豆の輸入・販売を手掛ける㈱ミカフェートの代表取締役社長で、コーヒーハンターとして有名なJosé.川島良彰氏の協力を受け、同農園の豆を使用した明治大学SDGsコーヒーを2020年度から販売してきた(本紙第746号既報)。

農園への寄付は学生たちのアイデアによるもの。同ゼミ3年の飯塚拓也さんは、「途上国のコーヒー生産者の方々に対して、どのように貢献していくことが良いか考える機会になった。ゼミの取り組みを通じて支援を続けていきたい」と意気込むとともに、「明治大学SDGsコーヒーにご協力いただいた皆さまに感謝します」と謝辞を述べた。同じく3年の川高梨子さんは、「現在、ドリップバッグ製品を開発中。販売が始まったら皆さんに手に取っていただきたい」と新たな展開への意欲を見せた。