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法学部・堀田ゼミ—テレビ朝日加地プロデューサーを招いて公開ゼミを実施

加地氏を囲んで堀田ゼミ生、聴講した法学部生らとの記念撮影の様子 学生からのさまざまな質問に回答する加地氏

テレビ朝日エグゼクティブ・プロデューサーの加地倫三氏が6月28日、駿河台キャンパスを訪れ、法学部堀田秀吾ゼミナールによる公開ゼミに特別講師として登壇した。これは、メディア関連への企業に就職することに興味がある人へ法学部堀田ゼミの活動として企画し、告知・広報を行うことで明治大学法学部への興味・関心を高めるとともに、明治大学・堀田ゼミ双方のブランド価値向上を目指して行われた取り組み。

加地氏は1992年にテレビ朝日に入社し、スポーツ局に配属。その後バラエティー番組部門に異動し、『ナイナイナ』『リングの魂』などを手掛け、現在は『アメトーーク!』『ロンドンハーツ』などの番組で演出・プロデューサーを担当している。公開ゼミでは、加地氏が堀田ゼミの学生から質問を受けながら、面白い番組制作のための考え方や、就職活動のエピソードなど、幅広い話題が展開された。

学生との質疑応答では、就職活動に関する質問として、テレビ局とYouTubeなどの新しい動画配信媒体の違いを聞かれた加地氏は「YouTuberの番組は例えて言えばキャンプのカレー。作り方に多少荒っぽいところがあるかもしれないが、キャンプ場で食べれば絶対に1番美味しい。これはメディアによって感じ方が違うということで、もしものづくりの基本を身に付けたいのであればテレビ局に入ることをお勧めします」とアドバイスを送った。

後半には、学生が名前を挙げた好きなお笑い芸人をゲストとして番組を組み立てる場合に、どのような位置に席を置いて役割を振り分けるかというシミュレーションなども行われ、バラエティー番組さながらの盛り上がりの中公開ゼミは終了となった。