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文学部・情報コミュニケーション学部—2学部合同産学連携イベント最終プレゼン

7月1日に行われた最終プレゼンの様子 企業へのインタビューの様子

文学部・情報コミュニケーション学部合同の産学連携イベントの最終プレゼンテーションが、7月1日に駿河台キャンパス・リバティタワーで開催され、来春の就職活動を控えた両学部の3年生36人が参加した。

このイベントは、グループ毎に分かれた学生が、企業の人事担当者にインタビューを行い、さらに、その企業に関する調査を通じて集めた情報を、就職活動生向けPR資料としてまとめるところからスタート。その後、中間フィードバックを経て、最終プレゼンの場でその出来栄えを競う2カ月半にも及ぶプログラム。「企業との出会いを通じた学生の社会・仕事・企業への興味醸成」や「企業と学生間の良質なコミュニケーションの場の提供」を目的として、㈱インタツアーの協力の下、東映㈱、阪急電鉄㈱、みずほ証券㈱の参加を受けて実現した。

実施後のアンケートでは、学生からは「担当いただいた企業とその業界に興味を持つことができて、将来の可能性が広がった」「Webサイトや公開されている情報以外の話を聞くことができて、企業のことを身近に感じることができた」といった意見が寄せられた。企業側からは、「学生のアピールポイントと、企業が注目したい点に差が見られて勉強になった」「学生視点で自社の魅力を伝える切り口や方法がイメージできた」などの声が上がり、双方にとって好評だった。

担当した文学部の職員は「企業側、学生側も選考という場ではない中で、お互いざっくばらんに話をできたことが満足度の高さにつながったのでは」と分析する。さらに「今後も多くの企業の協力を得ながら、さらなる学生のキャリア教育の充実に向けた取り組みや、企業・就職活動のリアルを知る場の提供を行っていきたい」との意向を示した。