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「明大生」という名称は時代を超えて社会的ステータスを示すもの。大正時代の新聞記事でも、たびたび登場しています。ここでは、当時の記事(東京朝日新聞)からいくつか紹介します。◆最初は「明大生の天然痘」(大正9年3月3日)と、感染症の記事。「明大生の瀕死  電車に頭を打突けて」(同4月17日)は、電車の事故。「明大生溺る」(7月8日)では、3年生が荒川で事故◆明るいニュースも。「明大生の炭廉売」(同12月15日)では、明大生有志が山から取り寄せた木炭を販売し、利益を明大図書館に寄附したとのこと◆時には悪さもします。「明大生自殺す 人の妻と駈落ちして」(大正10年5月1日)では「夫婦になれぬから」と遺書。不倫はダメですが、自殺はもっといけません。「明大生酔つて乱暴す」(同5月26日)では、店の待遇が悪いと乱暴。有り余るエネルギーは学問にこそ注いでほしい。最後「明大生家出」(同10月28日)では、法科生が無断の家出。時代を問わず、学生時代に悩みはつきものです。一人で抱え込まずに、学生相談室にご相談ください。