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「英語での専門授業教授法研修プログラム」入門編、実践編を開催

オンラインで行われたEMIセミナーの様子

国際連携本部は、本学の国際化推進に向けた取り組みの一環として、教員を対象に「英語での専門授業教授法(EMI)研修プログラム」を実施した。今年度は初の試みとして、入門編・実践編の2つのレベルに分けて実施した。入門編として7月26日にセミナーを、実践編として9月6日~8日にかけてワークショップをそれぞれオンラインで実施した。

セミナーでは、国際連携機構の横川綾子特任教授が講師を務め、10人の教員が参加した。英語での専門授業を行うに当たって、スムーズな授業運営や、困ったときの英語表現のコツ、参考文献などについて講師からアドバイスや情報提供があった。

ワークショップでは、テンプル大学ジャパンキャンパスの講師による英語でのワークショップを実施し、4人の教員が参加した。初日はEMIに関して各教員が感じている難しさについて共有し、講師から実践的なアドバイスが行われた。2日目、3日目には、各参加者による模擬授業と、それに対する講師や参加者によるレビューが行われ、2日間繰り返して実施することで、EMIへの理解を深めた。

終了後の参加報告書では、授業改善につながる多くの気付きが得られる機会となったとのフィードバックが多く寄せられた。

明治大学は、文部科学省「スーパーグローバル大学創生支援」事業(グローバル化牽引型)採択の下、本プログラムを実施している。今後も、教員の指導力向上につながる研修を継続し、本事業で計画している「英語による授業科目数」の目標達成に向けた取り組みを促進していく。
(国際連携事務室)