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連合父母会全国会長会議 2023年度 新体制発足



明治大学連合父母会は7月15日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンにて対面とオンラインによるハイブリッド方式で全国会長会議を開催した。全国57地区および海外4カ国地域から67人(オンライン参加6人含む)が出席し、2023年度の連合父母会の新執行部役員を選任するとともに、父母会活動の方針や事業計画について審議・承認した。連合父母会長には、東京都東部地区父母会の萩村隆幸氏が選出された。

会長会議には、御子柴嘉穂里連合父母会長、各地区の新会長、連合父母会2022年度執行部役員から、会計・広報担当後藤則子副会長、スポーツ応援・父母交流会担当の栗林哲哉副会長、地方活性化および学生支援・スポーツ応援東日本担当の大澤泰雄副会長、地方活性化およびスポーツ応援西日本担当の安里恒男副会長、吉野由紀顧問、小林めぐみ顧問が出席した。

議事に先立ち、連合父母会の学生助成事業である外国人留学生への奨学金の贈呈式が執り行われ、奨学生となった外国人留学生10人と国際教育副センター長の所康弘商学部教授より感謝の意が述べられた。

続いて、父母会名誉会長を務める大六野耕作学長は、キャンパスに戻ってきた学生に対して、多様で質の高い出会いを提供するため、学生ラウンジの拡充や生田キャンパスの新校舎建設に着手していることを説明した。青野覚教務担当常勤理事からは、来年のテレビドラマで、本学卒業生で女性初の弁護士となった三淵嘉子さんがモデルとして取り上げられることなど、大学の近況が報告された。

会議は、会則に基づき御子柴連合父母会長が議長となり開会を宣した。連合父母会事業について、2023年度の父母会総会・懇談会に約2300人の参加があり、オンラインでの参加は全体の約19%に当たる390人に上ったことが説明された。2024年度の総会・懇談会については、評価・分析、意見集約を行った上で11月の役員会で実施計画を策定することが報告された。首都圏や大規模都市圏でのオンライン参加が4割近くになってきたことやアルコールを伴う懇親会に代わって、茶話会や講演会を行うことなどが今後検討される。

また、広報活動については父母会冊子「暁の鐘」で、地区父母会活動の「見える化」を計りつつ、父母会ホームページや公式LINEと連動した企画を掲載している。LINEの発信も接触率分析を行いつつ、父母会員が求める情報を引き続き発信していくことが説明された。

続いて、学生支援について卒業記念品事業は大学マークが刻印されているクロスのボールペンを学位記授与式で卒業生に贈呈する。その他、体育会や公認サークルへの活動助成金の給付、難関資格合格者へ教育振興賞として賞状および記念品の贈呈、海外留学する学生への留学保険の助成等を引き続き実施する。教育環境助成では、キャンパスでの学生の居場所をより良くするためのラウンジの整備において、ベンチや植物の設置について助成を行ったことを報告した。

連合父母会の運営については、各地区父母会に地区運営費や父母懇談会会場費、地区活動助成費の助成を行ったことが説明され、今後の制度の活用も案内された。父母交流会は、昨年度東日本23地区を対象として対面とオンラインのハイブリッドで実施したが、今年度は西日本34地区を対象として同じくハイブリッドで実施予定であることを説明した。

続いて、連合父母会の役員改選が行われ、東京都東部地区父母会の萩村隆幸氏が連合父母会長に就任した。併せて、会則に基づく副会長4人、会計監査3人が選出された。