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理工学部が聖マリアンナ医科大との共同研究会

理工学部の相澤教授の発表への質疑応答の様子

2023年度の「明治大学・聖マリアンナ医科大学共同研究会」が9月16日、生田キャンパスで開催された。本学と同大は2013年に大学交流に関する包括協定を締結。この研究会は、両大学の抱える研究ニーズ(需要)とシーズ(種)に関する報告会やポスターセッションを通して、双方の研究への理解と新たな共同研究の発足を促すことを目的として企画され、6回目の開催となった今回は両大学合わせて約50人が参加した。

冒頭、聖マリアンナ医科大学の北川博昭学長と、明治大学の立川真樹理工学部長があいさつに立った。立川理工学部長は「全学共通総合講座の『先端医療概論』という授業では、聖マリアンナ医科大学の先生方にオムニバスで授業を実施していただいていて、毎年100人を超える学生が受講している」と、同大との教育面での交流の実態を紹介するとともに、「両大学の連携で、将来の医療の進展に貢献できそうなシーズが備わっていると感じる。今日は活発な議論をしていきたい」と期待を述べた。

第1部「共同研究紹介・研究発表」には、理工学部から相澤守教授、工藤寛之准教授、農学部から河野菜摘子准教授が登壇し、さまざまなテーマで発表が行われた。続く第2部「ポスターセッションおよび交流会」では、助教や大学院生、学部生も発表するなど若手研究者を中心に両大学間で活発な意見交換が行われ、盛会のうちに終了した。