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植物工場基盤技術研究センター「植物工場でやさいを育ててみよう」

クリーンルームの外にいる保護者らに収穫した野菜を見せる小学生

植物工場基盤技術研究センターは、8月8日、「植物工場でやさいを育ててみよう~体験型学習講座~」を開催した。これは、植物工場の普及活動および地域社会との交流の一環として例年夏に行われている企画で、小学生を対象として工場内のクリーンルームでの野菜作りが体験できるというもの。今回は2019年以来となる4年ぶりの開催となった。

参加した小学生20人は、ミニ講義を受けた後、播種(種まき)・定植(植え替え)・収穫・クリーンルーム内作業を体験した。小学生は「野菜を刈り取ったり、工場に入れたり楽しかった」と笑顔を見せた。小学生らが白衣姿で作業する様子を見守っていた保護者からは、「畑の収穫体験と違った新しい学びが多く、貴重な体験になった」「このような良い施設で勉強できるとは知らなかった。できれば進学させたい」などといった声が寄せられた。

植物工場基盤技術研究センターは今後も、機能性野菜類の開発・栽培技術などの研究および人材育成を通して、社会に貢献する活動を継続していく。