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第26回ホームカミングデーを開催

アカデミーホールで挙行された開会式 喜びの言葉を寄せる北野校友会長

年に1度、校友やその家族を母校に迎える「第26回ホームカミングデー」が10月22日、駿河台キャンパスで開催された。過去最多となる5090人もの校友が集い、懐かしい旧友や恩師との再会、学生との交流など晴れやかな秋の一日を満喫した。

アカデミーホールで挙行された記念式典は、フリーアナウンサーの吉澤美菜氏(2011年政経卒)の司会で進行。大城直樹運営委員長(文学部教授)の開会の辞に続き、主催者の柳谷孝理事長は、第一声で「皆さまおかえりなさい」と呼びかけ、「今日は母校の“今”を大いに楽しみ、身近に感じていただくとともに、卒業生であることに大いに誇りを持っていただきたい」と校友らを歓迎した。

続いてあいさつに立った大六野耕作学長は、「来たるべき時代を担える人材を輩出し、研究を推進し、皆さまの力を借りながら次の時代に輝く明治大学をつくってまいりたい」と校友らに向けて、改めて考えを示した。

来賓の北野大校友会長は、「多様性を意味する『ダイバーシティ』という言葉があるが、本学の校友は研究、スポーツ、メディア・芸能など各界に多様な卒業生を輩出していて、このことが大学を強くしている。さらに広げていけるように、力を合わせて頑張りましょう」と笑顔で呼びかけた。

その後、卒業後60・50・40・30・20・10年に当たる特別招待校友をそれぞれ代表し、▷元㈱ロイヤルパークホテル代表取締役社長で元(一社)日本ホテル協会会長の中村裕氏(1963年政経卒)▷(公財)講道館館長で1976年モントリオールオリンピック柔道無差別級金メダリストの上村春樹氏(1973年政経卒)▷ウェルネット㈱代表取締役社長の宮澤一洋氏(1983年政経卒)▷読売新聞東京本社編集局生活部部長の小坂佳子氏(1993年政経卒)▷弁護士の神林光氏(2003年法卒)▷フリーアナウンサーの野沢春日氏(2013年国日卒)の6氏が、在学中の思い出や現在の仕事、母校への思いなどを語った。さらに、寄付者顕彰制度による表彰、校歌斉唱と続き、記念式典は終了した。

記念式典の後には、講演会やマンドリン倶楽部のコンサートなど、学生らによるパフォーマンスなど多数のプログラムを開催。学生団体による初のストリートピアノ企画、恒例のくじ引きや物産展、キッズコーナーも多くの人が楽しんだ。【10・12面に関連記事】