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文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」に2プログラムが採択



認定有効期限:2028年3月31日

明治大学の全ての学部生が履修できる2つの教育プログラムが、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル・応用基礎レベル)」に8月25日付で採択された。本学はこれまで、2007年に数理科学の世界的水準の研究拠点として、研究・知財戦略機構に先端数理科学インスティテュート(MIMS)を設立し、2013年には中野キャンパスに総合数理学部を開設するなど、数理科学の発展と普及を図ってきた。2つの教育プログラムは、そうした中で培ってきた研究・教育の知見を体系化し2022年4月に開始したもの。

同認定制度のリテラシーレベルに採択されたのは、「数理データサイエンス 人工知能リテラシーレベルプログラム」。数理統計やプログラミング、データ解析のリテラシーを身に付け、データサイエンス・AIの活用事例に触れることを目標として、各学部の設置科目の中から定められた単位数を取得した者にプログラム修了を認定するという内容。学修成果を自身の専門研究領域や就職後のキャリアなどでの活用を目指す。

応用基礎レベルに採択されたのは、「数理データサイエンス 人工知能応用基礎レベルプログラム」。「数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム」が定める「数理・データサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム~AI×データ活用の実践~」に準拠し、指定されたプログラム修了要件を満たすことで、これらの能力を持つことを総合数理学部が認定するもの。総合数理学部の設置科目で構成されるが、他学部生も本プログラムの履修・修了が可能で、リテラシープログラムと同様に修了証が発行される。