司法試験最終合格者 法科大学院から29人が合格—全国10位

法務省は11月８日、法科大学院修了者などを対象とした2023年司法試験の最終合格者を発表した。明治大学法科大学院（専門職大学院法務研究科）からは106人が受験し、29人が合格し（前年比13人増）、法科大学院別合格者数では全国10位だった（合格率は27.4％）。法科大学院別合格者数は別表の通り。

今年度から法科大学院在学中の受験が認められるようになり、全体の合格者数は、1781人で昨年から378人増。明治大学法科大学院からは在学生19人が受験し、５人が合格した。

前年より合格者数が大きく増えたことについて、法務研究科の工藤祐巌研究科長は、「コロナ禍が明けて、本学法学部出身者を中心に、自主ゼミが活性化するなど、合格への熱意あふれる雰囲気が醸成された結果であり、法学部との連携強化の賜物」とコメントした。