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国際武器移転史研究インスティテュート—公開シンポジウム「日本の防衛産業と安全保障政策」を開催

登壇した3氏(左から白戸氏、横井氏、纐纈氏)

10月19日、駿河台キャンパス・グローバルホールにて、明治大学国際武器移転史研究インスティテュートの第9回公開シンポジウム「日本の防衛産業と安全保障政策—ロシア・ウクライナ戦争から考える—」が開催された。

シンポジウムは、研究代表者の須藤功政治経済学部教授が司会を務め、同研究所の客員研究員3氏による報告から開始。横井勝彦氏による「『軍拡の負の連鎖』の総合的歴史研究—研究所の新たな課題について—」、白戸伸一氏による「日本の防衛産業の対米従属型『国産化』—航空機及びミサイルに関する歴史的検討—」、纐纈厚氏による「転機を迎えた日本の安全保障政策—抑止と同盟の有効性を問う—」と続いた。

その後、大妻女子大学比較文化学部の高田馨里教授による報告へのコメントを皮切りに討論が行われ、続いて、フロアの参加者を交えた活発な質疑応答・討論が行われた。コロナ禍を経て久々の開催となったシンポジウムは、盛会のうちに閉幕した。
(国際武器移転史研究インスティテュート)

国際武器移転史研究インスティテュート 第10回公開シンポジウム「分断する国際秩序—軍事緊張と平和創造のはざまで—」

日時 2024年1月10日㈬17:30~20:00(開場17:00)

場所

駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール

参加方法

参加費無料、150人を超えた場合は入場制限あり

司会

纐纈 厚(客員研究員)
「極右の国際連帯と地域紛争」佐原 徹哉(政治経済学部教授)
「岸田内閣の“異次元の軍拡”と沖縄」前泊 博盛(沖縄国際大学経済学部教授)
詳細・問い合わせ https://www.isc.meiji.ac.jp/~transfer/