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連合父母会 2024年度「事業計画」骨子案を策定



明治大学連合父母会(萩村隆幸連合父母会長)は11月11日、対面とオンラインのハイブリッド方式で役員会を開催。2024年度の事業計画骨子案を策定した。

開会に先立ち、連合父母会名誉会長の大六野耕作学長は、「父母会は間もなく創立50周年を迎えるが、次の50年を目指して大学も一緒に頑張っていきたい」とあいさつした。続いて、青野覚教務担当常勤理事が登壇し、「Universityの語源は研究者と学生の集まりを意味しているが、父母会も大学を構成するグループとして、これからも『同心協力』で学生や大学への支援をお願いしたい」と述べた。

2024年度「事業計画」骨子案(抜粋)

Ⅰ 連合父母会の事業

1 父母懇談会

各地区父母会総会に併催して実施することを要望する。コロナ禍を経て定着した対面とオンラインのハイブリッドスタイルでの実施を大学へ依頼する。また、懇親会に代わるものとして、首都圏地区は学生サークルのパフォーマンス、地方地区は懇談の機会創出として茶話会などの実施を推奨する。

2 広報事業

連合父母会ホームページを情報基盤として、連合父母会LINEや連合父母会YouTube、『明治大学広報』(新聞)や冊子『暁の鐘』との連動性を高め、「大学と父母の架け橋」事業をアップデートしていく。特にホームページは4月から、個人単位での情報発信が行える機能を実装する。

3 卒業記念品

例年と同じく2025年3月卒業予定の学生へ卒業記念品を贈呈する。

4 学生支援

大学の公認団体・サークルの課外活動、大学および各学部・ゼミナール協議会等が主催する一般学生対象の行事や、国際連携部が主催・共催する外国人留学生の活動に対し助成する。

また、学生を顕彰する取り組みとして、公認会計士試験合格等の顕著な功績を挙げた学生には「教育振興賞」を、各学部2年の課程を修了した学生で学業成績優秀者には「学部長奨励賞」を贈り顕彰する。

日本人学生が海外に留学する際の、留学経費の一部助成として、安全・安心に関わる留学保険経費の助成を引き続き行う。

5 教育・研究の後援

学生を対象とするシェイクスピアプロジェクトや校歌プロジェクトなど、教育および研究の取り組みを支援する。また、リバティアカデミーや図書館、博物館などの生涯学習機関とも連携強化を図る。

Ⅱ 連合父母会の運営

1 地区運営費

明治大学連合父母会地区交付金に関する規定に基づき、各地区父母会の地区運営費、父母懇談会会場費、地区父母会活動助成費、父母懇談会会場補助費、地域父母会活動助成費を交付および助成する。

2 父母交流会

2024年11月24日㈰に駿河台キャンパスで開催する。対象地区は東日本23地区。

3 会議

会長会議は、海外父母会の会長も交えて、2024年5月と7月に駿河台キャンパスで開催する。役員会は例年通り年3回開催とし、5月の会長会議前日・7月の会長会議前日・11月とする。

4 連合父母会50周年事業

連合父母会50周年事業であるシェイクスピアプロジェクト初の学外公演に協賛していく。

Ⅲ 連合父母会奨学金

在学中に主たる家計支持者が死亡した学生に給付する「連合父母会特別給付奨学金」(文系:40万円、理系:70万円)や経済的理由により修学が困難な学部生に給付する「連合父母会一般給付奨学金」について継続して実施する。ただし、拡充された国の奨学事業などの採用状況も精査して制度刷新の検討を行う。