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主役は父母!第19回「父母交流会」

交響楽団によるオープニングセレモニー

連合父母会は2023年11月26日、第19回「父母交流会」を駿河台キャンパスで開催した。対象の西日本34地区父母会と大韓民国父母会から合わせて約1800人が来場。「父母による、父母のためのオープンキャンパス」と銘打ち、多様なプログラムが用意され、参加した父母らは互いの親睦を深める1日を過ごした。

アカデミーホールで行われた開会式では、連合父母会の萩村隆幸会長が「今日は子どもたちが学ぶキャンパスライフを想像しながら、第二の母校を実感していただきたい。明治大学がご縁でつながる父母の新しい交流の場として、今日は満喫しましょう」とあいさつした。

続いて、大六野耕作学長と柳谷孝理事長があいさつに立った。大六野学長は、「学生が過ごしているキャンパスを楽しんでください」と来校を歓迎するとともに、2022年竣工の和泉ラーニングスクエアに続いて、生田で新校舎の建設に触れ、「教育・研究環境をますます充実させていく」と力強く語った。柳谷理事長は、全面的な対面開催を祝した上で、「コロナ禍で行った生活困窮学生への緊急学生支援金の支給やオンライン講義環境整備などの対策は、父母会の協力なくしては実現しませんでした。第二の母校としてこれからもご支援とご協力をお願い申し上げます」と父母会からの支援への感謝を述べた。

その後、オープニングセレモニーとして明治大学交響楽団による開会記念演奏が披露され、学生らの熱気に大きな拍手が送られた。開会式の後は、駿河台キャンパスの各校舎で同時に催し物が開かれ、来場した父母は好きなプログラムを選んで見学・体験した。

アカデミーコモンでは、明治大学黒川農場で採れた野菜などの販売、学生によるまちづくりプロジェクト「MU STREET PARK」のコーヒー販売とストリートピアノ演奏が催された。エコバッグやストールなどの父母会オリジナルグッズを販売するバザーもあり、「サコッシュが特に人気。文化祭のようで楽しいです」と担当した父母会役員は笑顔を見せた。

グローバルフロントでは、明治大学シェイクスピアプロジェクトによるミュージカル公演『オフィーリアの部屋』や、落語研究会、茶華道研究部らが父母を出迎え、どの催しも会場が満員になるほどの盛況となった。 リバティタワーでは、グリークラブやニューウェーブジャズオーケストラの演奏、大友純名誉教授と山口政信名誉教授による特別講義が実施された。

閉会式では、体育会応援団が『紫紺の歌』やチャンスパターンメドレーなどを披露し、最後は明治大学校歌の演奏とともに交流会は幕を閉じた。